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【チェーンオイル】高性能なオイルは何が違うの?走りが変わるおすすめを紹介します。

みなさんこんにちはミケランです。

今回は『チェーンオイル』の話題なんですが、初心者のうちはバイクショップに進められたものを素直に使用したり、ホームセンターの手頃で安いものを使ったりしていると思います。

僕もその一人でオイルのはあまりこだわりがなくて、とにかく安いオイルを使っていました。

しかし、サイクリング仲間の少しお高いオイルを試させてもらったところびっくりするくらい音が静かでクランクを反回転させた時軽くなった感じが明らかにわかりました。

その時良いオイルを買おうと思い大きいバイクショップに行ってみたんですが大量のオイルの中から一つの商品を選ぶのは正直超大変でした。

でも、メンテ好きな私としてはしっかりと違いを吟味した上でオイルを選びたいと思ちゃうんですよね。

ということで今回はそんなチェーンオイル購入の予習としてみなさんの参考になるようなお話をしていきたいと思います。

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1.だかだかオイルされどオイル

出典:Muc-Off公式HP

そもそもバイクパーツの中でもなぜチェーンだけ特別なオイルが必要なのかわかりますか?
人間の体に例えるとオイルは人間の体の血液のような存在です。
ドロドロになって汚れると至る所でトラブルの原因になります。

そのくらいオイルというのはバイクにとって健康寿命を左右する重要な存在なんです。
その中でもチェーンオイルが重要なのはチェーン本体が細かい回転金属パーツの集合体です。
プロ選手レベルになるとチェーンオイル1本1万円というとんでもなく高級なオイルを使用することもあるほど重要視されているポイントなんですね。

ロードバイク自体かなり多くの金属パーツで構成されていますがチェーンは特にたくさんの車輪の集合体です。
さらに走行中にはチェーンには強い圧力がかかるので金属と金造はお互いに摩擦を発生させてどんどん削れて動きが悪くなっていってしまします。
その金属の隙間に入り込んで緩衝材(クッション)になってくれるのがチェーンオイルなんですね。

でも正直オイルはオイルで効果は同じじゃないの?
と思ってしまいがちですが明らかな違いがあります。
高級なオイルにはセラミックが配合されていて回転摩擦を軽減してくれたりオイル自体の耐久性能や汚れのつきにくさなど様々なメリットがあります。

オイルはピンキリですがそれなりに選別するメリットは間違いなくあります。
またいいオイルを使うとギアやチェーン自体の摩耗寿命を長持ちさせてくれるので結果として節約になったりもするんですね。

2.ドライとウエットそしてワックス違いは?

大きく分けてオイルにはドライ、ウエット、ワックスの3種類があります。
それぞれ違った特徴があり自分のライドスタイルによって使い分けが必要です。
それぞれみていきましょう。

◇ドライタイプ
・好条件の路面、サーキット場等に適したオイル。
・ウェットタイプと比べて粘性が低く、サラサラしたオイル。
・デメリットは耐久性が低いのでこまめな注油が必要。

◇ウエットタイプ
・濡れた路面や、ロングライド、泥道などを走る時に使う想定のオイル。
・一番ドロッっとした肌触りでチェーンにしっかりと付着して雨に流されにくい特徴を持っています。
・その分汚れを巻き込みやすいところがデメリット。

◇ワックスタイプ
・基本的にはドライ系よりも更にドライ。
・オイルというより水に近いくらい粘性は無い。
・チェーンの汚れを呼ばないことを主眼に置いたオイル
・オイル独特の抵抗がほぼないので回転はかなりスムーズですが効果が短い。
・100km未満の短い距離での使用を推奨されています。
・雨のライドなどは不向き
  • できるだけメンテの頻度を少なくしたい場合はウエット
  • まめにメンテができる自信があるのであればドライ
  • レース決戦用として使用する場合はワックス
    という形でざっくり覚えておけばOKです。

種類が多いだけに3タイプに分けるだけでもかなり選択肢がグッと狭くなり選びやすくなりますね。

雨の日のライドに関してはこちらの記事で細かいアフターケア方法を解説しています。

【知らないうちに傷ついてる⁉︎】雨の日のサイクリングに必要なアフターケアを紹介

3.種類別おすすめチェーンオイル

3つのワックスの違いを理解したところでそれぞれのおすすめを見ていきましょう。

ウエットタイプ

FINISH LINE (フィニッシュライン) ウエットバイクルブリカント

参考価格:620円

超強力で、水にも泥にも塩分にも強く、潤滑性、防錆性、耐久性が長時間持続する潤滑剤
・悪条件下のレース、過酷な長距離ツーリングでも高耐久性を発揮
・塩分を含んだ潮風の吹く海岸部でも走行実験をしているのでかなりタフなオイルです。
・ウェット系潤滑剤の中でも、潤滑と保護、コスパどれをとっても優秀なチェーンオイルです。


Muc-off/C3 WET CERAMIC LUBE

参考価格:1,840円

高湿度や荒天時などの天候状況や、濡れたり泥のつきやすい環境に適しています。
ロード、シクロクロス、MTBなどマルチに使用可能。
ウェットコンディンションや泥などのシリアスコンディションで優れた性能を発揮してくれます。
摩擦を低減するためにボロンナイトライド(窒化ホウ素)を含みますドライブチェーン保護を強化するためのセラミックコーティング耐久性が高く長いロング、雨天時のライドに最高のパフォーマンスを発揮します。

ドライタイプ

KURE(呉工業) 自転車専用チェーンルブドライ

参考価格:1,060円

抜群の浸透力によりチェーン細部まで浸透し、すぐれた潤滑効果が持続するドライタイプのチェーン用潤滑剤です。
摩擦抵抗を低減し、スムーズな走りを実現します。汚れ・ホコリ等の付着を抑え、チェーンを摩耗から防ぎます。
すぐれた水置換効果により、湿気や水分を除去しサビの発生も防ぎます。


Muc-off/C3 DRY CERAMIC LUBE

参考価格:2,600円

ドライタイプのなかでもトップクラスの耐久性と潤滑性を誇るMuc-off「C3」
そのパフォーマンスの高さから、ツールドフランスに出場するプロチームも愛用しています。
マックオフのチェーンオイルは付属のブラックライトを当てると、塗布した箇所が緑色に光るため、塗り残しもひと目で分かって便利!

ワックスタイプ

Ceramic Wax Chain Lube

参考価格:860円

極小セラミック粒子配合の最先端潤滑剤
最高の潤滑性能を発揮しながら、チェーンに不思議なほど汚れがつきません。
フィニッシュライン製品の中ではチェーンのノイズが少なく、ツーリングや普段使いでは大活躍します。
ワックスタイプなので持ちは短いのでこまめな注油が必須です。

番外編

ワコーズ(WAKO’S)CHL チェーンルブ

参考価格:1,420円

お手軽かつコスパの良い商品を探している人には、ワコーズのチェーンルブがおすすめ。
リーズナブルなスプレータイプですが、フッ素樹脂系の潤滑剤がチェーンの高速回転をしっかりサポートしてくれます。
クリーニング効果も付いているので取り残した油汚れもキレイにし潤滑被膜を形成。継続使用で、汚れを防止します。
こまめにメンテが面倒な方におすすめのオイルですね。


マックオフ(MUC-OFF) LUDICROUS AF LUBE

参考価格:9,900円

イギリス・プールの研究開発ラボで業界最高の摩擦学の専門家がテストと改良を積み重ねて完成させた世界最速のチェーンルブが「LUDICROUS AF LUBE」 
お値段なんと衝撃の1万円‼︎
東京オリンピックでも選手が使用し12個のメダルを獲得しています。
まさに話題性、性能共に最高峰のチェーンオイルです。
1万円のチェーンオイルを使用するのは週末ライダーの方にはハードルが高いかもしれませんがライドイベントやレース、決戦用として持っておくと心強い一本ですね。
友達ライダーへのプレゼントとしても間違いなく喜ばれるオイルです。

まとめ

いかがでしたか?

今回の記事をまとめると
・チェーンオイルはバイクの血液のようなもの
 →ドロドロだと至る所でトラブルの原因になる
 →メンテをサボると結果としてバイクの寿命を縮める行為につながります。
・オイルは自分のライドスタイルに合わせたものを使いましょう。

ドライ、ウエット、ワックスの3タイプだけでも覚えておくと選択肢がグッと狭くなるのですごく選びやすくなります。

あとは、細かいメーカーごとの特徴はショップ店員さんに聞いたりネットのレビューを参考にするのがいいですね。
困った場合は今回紹介したものの中から試しに選んでもらえれば概ねOKです。

以上、是非参考にしてもらえると嬉しいです。

ミケランブログではロードバイクをコスパ良く楽しむための知識や情報を配信しています。

動画編集、トレーニング、その他役立つ情報も日々アップしているのでよかったらブックマークしてもらえると嬉しいです。

というわけで、今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。

それではみなさん良いサイクリングライフを

ではまた。

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