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【Rideaビッグプーリー】これで激坂も恐くない⁉︎購入前に知っておきたいメリット、デメリット

みなさんこんにちはミケランです。

ついに禁断のカスタムぱーつが我が家にやってきてしまいました。
それがこちら

そうですRideaのビッグプーリー

『デカい・・・デカすぎる・・』

想像していたよりもかなりサイズが大きいです。
さすが噂のビッグプーリー見た目もかなり無骨なイメージで既に見た目では『合格』が確定しているんですが大事なのは走行性です。

全くかわからない人に簡単にどんなパーツなのか説明するとビッグプーリーはガイドプーリー、テンションプーリー共に大径化することによってチェーンのルーティングを滑らかにし、駆動抵抗を軽減する、というアイテムです。

よくビッグプーリーに交換してから『坂道でギア1枚分軽くなる』といった話をよく聞きます。

今回はそんなビッグプーリーを実際に導入した感想メリット・デメリットについてお話ししたいと思います。

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本当にギア一枚分軽くなる?

このよく耳にするワードのメカニズムは下の写真で簡単に説明できます。
歯車のサイズが大きくなるとどんな影響があるのかというとチェーンの軌道が変化します。

実際の写真を例に見ていきましょう。

ノーマルプーリー
ビッグプーリー

写真を見比べるとノーマルプーリーを使った場合とビッグプーリーではチェーンがより滑らかなラインになっていることがわかります。
カーブが緩くなるほどチェーンはスムーズに動くことができます。
道路のカーブに似ていますね。
このチェーンの軌道が滑らかな円状に近づくほど抵抗が小さくなるので同じパワーでペダルを回した時にスムースに感じるんですね。

2.具体的なメリットとデメリット

メリットとデメリットをざっくりと区分けして見ました。

メリット
1.チェーン抵抗が小さくなる(登りが軽くなる)
2.見た目がカッコイイ
3.人と違うパーツで個性を表現できる

意外にメリットはこんなところです。
個人的には費用対効果はそこまで高くないですね。

デメリット
1.値段が高い
2.変速調整が難しい(変速性能低下)
3.ベアリングが防水加工されていないことがある(メンテが面倒)
4.大きい分重量は重くなる
5.平地は効果が分かりにくい

メリットに対してデメリットがこんなにたくさん。
基本的にギアの枚数が上がるほどチェーンの安定性は悪化してしまうのは仕方ありません。
この一連のデメリットを許容できる人だけが到達できるまさに選ばれし者にのみ許されるカスタムパーツなんですね。

Rideaビッグプーリーの種類

Rideaのビッグプーリーは種類が豊富で記号で分類されています。
ケージの素材(アルミ、カーボン)やプーリーの肉抜き、セラミックの有無などです。
複雑な形状、素材の質が高まるほど金額が上がります。
今回はシンプルにTシリーズ、Cシリーズ、Eシリーズという3つのグレードに分けてそれぞれどんな違いがあるのか見ていきましょう。

Tシリーズ

RIDEA T35 (c)ミズタニ自転車

Tシリーズ現行モデルはT35というモデルのみ市場に出回っています。
ギアの枚数は13*15T
プーリー、ケージ共にアルミが採用されていてシリーズの中で最も価格が安いモデルです。
とにかくビッグプーリが使って見たいけれどコストはあまりかけられないという人におすすめ。
ベアリングはスチール、セラミック、フルセラミックから選ぶことができます。

Cシリーズ

プーリー、ケージの素材が両方ともカーボン素材で作られています。
かなり軽量でベアリングはセラミック、フルセラミクの2タイプがラインナップされている。
c〇〇という数字でカテゴリー分けされていてそれぞれ性能異なります。
c35、c38、c48、c60、c66、c88の計6種類のラインナップ
Rideaのカーボン製のビッグプーリーで最も価格を抑えられるのはc35
cシリーズの中で最も軽くプーリー、ケージ本体に肉抜きが施されているフラグシップモデルc60
歯の枚数を極限まで多くしたい場合c88(18*18T)
こんな内訳になっているんですね。
さらにc38,c48,c66はかなり細かい違いになってくるので気になる方はリンクからチェックして見てください。
MIZUTANI BICYCLE

RIDEA c35 (c)ミズタニ自転車
RIDEA c60 (c)ミズタニ自転車
RIDEA c88 (c)ミズタニ自転車

Eシリーズ
Rideaビッグプーリーの中でも最高峰のフラグシップ最新モデル
Cシリーズはケージにクロスカーボンを用いていたが、Eシリーズではコンポジットカーボンへとグレードアップしています。
純粋なカーボンのみでは達成できないほどの肉抜きが施されていて、かつリアディレイラーと親和性の高いデザインを獲得している。
ケージの新しいリブ形状によって従来モデルから30%も耐久性をアップ。
形状の最適化やロワーベアリング側のキャップレスデザインによって約7gの軽量化も実現している。
E60、E48と二つのモデルが展開されていますがこの違いは歯の枚数です。
E60は上側16T、下側20T
E48は上側14T、下側18T

RIDEA E48 (c)ミズタニ自転車
RIDEA E60 (c)ミズタニ自転車

おわりに

いかがでしたか?

Rideaビッグプーリーの中でもこれだけ細かく分かれているのでざっくりと概要を知りたい方に向けて今回は紹介させていただきました。
実際の乗った感想としては最初に書いた通りで平地は正直分かりにくいですがヒルクライムの場面では確かに交換前と比べて効果を感じることができました。

しかし、大きな性能アップを期待してここに大きな金額を払う価値があるかと言われると初心者の場合は『NO』というのが僕の回答です。
1分1秒をこだわりたい意識高い勢やバイクの見た目をとにかくこだわってカッコイイバイクを組み上げたい方にはおすすめの商品というのが今回の僕の判定です。

今回の記事もぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。

ミケランブログではロードバイクをコスパ良く楽しむための知識や情報を配信しています。

動画編集、トレーニング、その他役立つ情報も日々アップしているのでよかったらブックマークしてもらえると嬉しいです。

というわけで、今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。

それではみなさん良いサイクリングライフを

ではまた。

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