みなさんこんにちはミケランです。
新品のような綺麗な状態でいつまでも乗っていたいというのは車もロードバイクもおなじですよね!
そんなロードバイクのメンテナンスに欠かせないのが洗車です。
実はその洗車にやってはいけないNG行動があることを知っていたでしょうか?
ロードバイクは非常に細かい部品の集合体です。洗車を行って必要な油まで飛ばしてしまうとかえってバイクの走行性能を落としてしまうことになりさらには錆や故障の原因になることも。。。
実はこんな記事を書いている私も知らないうちにやってしまってバイクショップでオーバーホール(3万円)という結果になることもありうるので、そんなことにならないためにも是非参考にしてもらえると嬉しいです。
やってはいけない洗車NG行動5選
バイクを逆さまにして洗う
アパートなどの集合住宅に住んでいると洗車場所がベランダしかないというのはよくある話ですね。
ロードバイクに乗り始めたばかりでだとスタンドもないのでやむなく逆さまにして洗車するということもあると思いますがそこには意外な落とし穴があるんです。
最近のかなり多くなってきている油圧ディスクブレーキは逆さまにするとオイルラインにエアが入ってしまいブレーキが効かない事や握り量が変わったりする事もあり得ます!
ディスクブレーキにエアーが噛んでしまうというのは珍しい事例ではなく逆さまにすると古い新しいに関係なく起こる可能性があるのでくれぐれもスタンドを使うなどして洗車することをお勧めします。
パーツクリーナーを使う
頑固な油汚れを簡単に吹き飛ばしてくれるパーツクリーナーですがチェーン以外の駆動系に吹きかけてしまうとハブやBBの中など普段の洗車で取り外しの必要がない部分の油まで溶かしてしまうのでフロントディレーラー、リアディレーラー、ディスクブレーキ、リムブレーキなどの駆動部にはくれぐれも使用しないように注意しましょう。
僕はチェーンはパーツクリーナーでその他のドライブトレインは中性洗剤という形で使い分けをしています!住み分けさえできれば洗車の際は手っ取り早く油を溶かしてくれるのでとても便利なアイテムですね!
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ドライブトレインにコンプレッサーを使う
パーツの細かいロードバイクの拭き掃除はエアガン・コンプレッサーがあると大幅に時短で済ませることができます。しかし、先程の理由と同じくドライブトレイン周りへのエアーの噴射はディレーラー、ハブ、BBの中のオイルまで吹き飛ばしてしまいます。エアーを吹く際は必ずフレーム、ホイール、チェーンなどのオイルの浸透に影響がない場所までとすることがお勧めです。
電気駆動系バッテリーを外して洗う
Shimano Di2やSLAM e-tapなどの電子駆動系システム精密機械と同じ扱いをしなくてはいけませんが構造上大雨の天候にも耐え得る性能を持ち合わせています。
しかし、これは少し手順を間違えてしまうと取り返しのつかないことになるんです。
バッテリー外付け式のDi2の場合バッテリーはつけたまま水洗いができますが逆にバッテリーが付いていない状態だと防水処理がなされていない部分に水が付着してしまい故障の原因になります。
Shimano Di2の場合は以下の3点を必ず守って洗車しなければいけません
- 外装バッテリーは装着したまま洗車する(外すと接続端子がむきだしになるため)
- エレクトリックワイヤーがパチンッと奥まで差し込まれていること
- 高圧洗浄機では洗車しない
同じくE-Tapにも同じことが言えるので初めての洗車の前は説明書を必ず読む必要がありますね。
リム、ブレーキにオイルを使う
洗車とセットで必ず行うのが注油ですがこれもまた注油してはいけない部分があります。
スプレータイプのチェーンルブを使う場合他のパーツにも飛散してしまいついてはいけない場所に油が付着してしまいます。
ブレーキパット、リムなどブレーキに関わる部分への注油はご法度なのでくれぐれも注意して行いましょう。(ブレーキが正常に作動しなくなります。)
ディスクブレーキ式の場合も同様にブレーキ関連のパーツへの油は絶対に避けましょう。
まとめ
今回はやってはいけないNG行動5選ということで紹介をしてきました。
1.バイクを逆さまにして洗う
2.パーツクリーナーを使う
3.ドライブトレインにエアガンを使う
4.電気駆動系バッテリーを外して洗う
5.リム、ブレーキにオイルを使う
他にも細かいNG行動はありますが大まかにはこんなところです。最近のロードバイクは快適性を追求しているので本当に作りが細かく電気式(Di2、Etap)は精密機械とほぼ同じで扱い方を間違えると2、3万円は簡単に飛んでいってしまいます。
ドライブトレイン周には金属同士の削りを予防するためのオイルがたくさん使用されているのですが素人では注油の難易度が高い場所もあるので今回のルールを守って長く愛車とのライドを楽しんでもらえると幸いです。
戦車に関する記事はアーカイブに載せてあるのでぜひそちらもチェックしてみて下さい。
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