みなさんこんにちはミケランです
ロードバイクにしばらく乗っているとこんな欲が出てきませんか?
「もっと早く走るためにバイクをアップグレードしたいな」
「早い人たちが使ってるホイールってそんなに走りやすいのかなー」
「リムハイトの高いホイールってやっぱかっこいいよなー」
ここで初心者の9割がぶち当たるのがこんな疑問です。
「ロードバイクのホイールをアップグレードさせたいけど、SORAグレードだとコンポーネントごと変えないとホイールも交換できないんでしょ?」
これを聞いた瞬間に
「もうホイール諦めまーす。」
って声が聞こえてきそうなんですが、まだ諦めないでください。
ちなみに、ロードバイクのコンポーネント皆さんはどんなものを使用していますか?
SORA、Tiagra、105、Ultegra、Duraaceと色んな種類のコンポーネントがある訳ですが
エントリーモデルによく使用されているのはSORA、やTiagraのモデルが多いですよね
僕も一番最初に購入したロードバイクbianchiのコンポーネントは SORAグレードのものを使用しています。
初心者に優しいコスパと上位機種と見劣りしないビジュアルでビギナーの心を鷲掴みにします。
しかし、乗り始めて少しずつ欲が出てくるとこのSORAの巧妙な”物足りなさ”に気付いてしまうんですよねー。
詳しくは以前の記事「初めて買うロードバイクは105を買った方が幸せになれる理由」をチェックしてみてください。
しかし、今回はそんなSORAやTiagraのような下位グレードのユーザーでも少額で簡単な改造を加えることで11速上位グレードホイールへの交換ができるので、その手法を解説していきたいと思います。
まずは残酷な真実からお伝えしなければないません。
まずは残酷なお知らせです。
残念ながら上位グレードのホイールのほとんどは11速専用のホイールになっているので9速しかないSORAの変速には対応していないんです。
11速の規格に対応しているのは105、Ultegra、Duraaceの上位3機種のみであり、そのため下位グレードではそのまま11速用のホイールを履かせることができないんですね。
しかし、スペーサーを使うことでこの問題を簡単に解決することができるんです。
このようにスペーサーを使うことでこのギアの厚みを解消することができるので意外と簡単に解決できてしまうんです。
必要な道具はこれだけです
今回使用する工具+アイテムはこちら
スプロケットリムーバー、フリーホイールリムーバー
単品で用意すると高額になってしまいますが、僕が使っている一式工具は自主的にメンテナンスできるアイテムは一通り揃っています
上位グレードホイールを取り付けする方法
まずは後輪を取り外してクイックリリースを取り外していきます
クイックリリースの両端を反時計回りに回転させて芯を抜きスプロケットを取り外します。
スプロケットの詳しい取り外し方法はこちらの記事を参考にしてください。
【スポークプロテクター】自転車の後輪にある、プラスチックの円盤って必要なの?
11速ホイールのハブに1.85mmスペーサーをはめ込みます。
裏表、角度が合っていないとうまくハマらないので見つけてみてください。
スペーサーの上からSORA9速スプロケットをはめていきます。
最後にロックリンクを締め付けます。体重をかけてしっかりと締め付けておきましょう。
クイックリリースを差し込んで後輪を装着しましょう。
前輪はそのまま使用できます。
また少しイケメンになってしまった。。。
エアコンの風だけでもくるくる回っていて次のサイクリングが待ち遠しいですね。
終わりに
いかがでしたか?
実際にホイールを変えると本当に走りやすくなったり巡航速度が上がったりと交換した恩恵を直に感じることができるでしょう。
僕自身もSORAコンポーネントに11速用のホイールをはハードルが高い気がしていて今まで敬遠していたんですがやってみると意外と簡単に取付けが完了してしまいました。
またコンポーネントには8.9.10.11速とバリエーションが豊富です。
自分のギア枚数を把握して適切なスペーサーを購入しましょう。
スプロケットの取り外しは意外と初心者でも簡単に行えるのでこれができるだけでも工賃が浮いて他のパーツのカスタムに利用できますね!
みなさんもぜひ試してみて下さい。
メンテナンスに使用するスタンドはこちらの記事にまとめてありますので良ければ合わせて読んでみて下さい。
【ロードバイク用メンテナンススタンド】プロも推奨する作業効率爆上がりのスタンドおすすめ3選
それではまた。
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