みなさんこんにちはミケランです。
今回は建物がニョキニョキと生えてくるようなエフェクトBUILDING GROW EFFECTを紹介したいと思います。
このBUILDING GROW EFFECTは数秒でビルがグングン伸びていくようなエフェクトです。
街並みの映像やPVなどもかなり相性の良い面白い映像になります。
素材となる映像も単体で撮影した写真や動画でも応用が可能でしかも簡単です。
今日はそのBUILDING GROW EFFECTの作り方をFinal Cut Pro Xを使って解説していきたいと思います。
完成イメージはこのようになります。
BUILDING GROW EFFECTの編集方法
素材選び
まずは素材選びですが今回はNYで撮影したこちらのビルの写真を使って説明していきます。
ここでのポイントは空の色が単色の方が編集しやすいので夜の写真や青い空などの単色の方が自然な雰囲気を演出できます。
マスキングエフェクト追加
伸ばしたいビルにマスキングをかけていきます。
ビルの細部まで細かめにマスクをかけます。
そしてマスキング設定ボタンのマスクを反転にチェックを入れます。
テキストフレームをベースに配置する
ビルの部分がマスクで隠れたら黒い部分にベースを設定していきます。
左上のテキストタブからジェネレータのカスタムを選択
そしてベースレイヤーの最下部に配置します。
ジェネレータの設定からカラーを選択してスポイトで空の色を読み込みます。
多少不自然ですが空間部の移植が完了しました。
コピーしたクリップを画像の上に乗せる
元のクリップをCommand+CでコピーしてCommand+Vでペーストします。
※原本のクリップをクリップ1、コピーしたクリップをクリップ2と呼びます。
クリップ2のマスクの反転からチェックを外してクリップ1の下に配置します。
変形操作
変形タブの中にある変形を使ってクリップ2に動きを付け足します。
変形タブの中にある変形をクリックして動作を完了させていフレームでキーレームを打ちます。
動作を開始したい位置に移動してクリップを真下に移動させます。
動かしたい建物が斜めになっている場合は構造物の方向にあったものを選んだ方が良い場合もあります。
まとめ
いかがでしたか?
根本的には同じ画像をスライドしているだけなので仕組みとしてはとてもシンプルですね
基本的には同じ応用を効かせれば時間をずらしてビルを成長させることも可能です。
そこは皆さんの想像力次第ですね!みなさんの動画で少しでも参考にして頂けると幸いです。
ではまた。
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