みなさんこんにちはミケランです。
街中の交通手段として自転車はフットワークが軽くて健康的でかなり優秀な移動手段です。
しかし、その手軽さの反面『盗まれたーー』という声もしばしば。
盗難は歴とした犯罪行為であり許されるべきではありませんが、いざ自分が当事者になってしまった場合どんな対処をするべきかわからないですよね。
最近ではオルターロックやAppleのAirTagなどGPS付で盗難後のトラブル解決や発見のサポートをしてくれるデバイスも登場しています。
しかし、肝心の『盗難にあった後どんな対処をするべきなのか』という記事はまだあまり書かれていないようだったので、今回はそんな盗難にあった後に取るべき行動手順をまとめて解説していきたいと思います。
1.防犯登録は必須です。
警察に盗難届を提出するには防犯登録が必須です。
防犯登録を行なっていない場合
- 本人の物という証明が出来ない
- 認定されずに処分される
↑のようなケースがあるからです。
警察は常日頃から監視の目を光らせていますから、自分で見つけるよりかは発見される確率は格段に上がります。
防犯登録は簡単!?
仮に通販などで購入したから防犯登録をまだしていないという場合にも、必要な書類(販売店の名前、商品名、自転車、保険証などの身分証明証)を準備し、近くの自転車防犯登録所、またはサイクルショップ、ホームセンターなどで手続きが可能です。
防犯登録を行うと、防犯登録番号が付与され実際に盗難被害にあってしまった場合に役立つことになるのです。
2.盗難後の正しい行動手順
盗まれたと思った瞬間に最寄りの警察署に『盗難届』を提出しにいきましょう。
盗ませた自転車を追いかけても相手は車等の車両の可能性が高いです。
警察は、通報がなければ犯罪がおこったことを知ることができず、警戒や捜査をすることができません。
一分一秒でも早く盗難届を提出して警察に捜索してもらいましょう。
警察の力を借りるためには、お近くの交番などへ行き、警察官に「自転車を盗まれました」と言います。
持参するべき持ち物
その際、警察官から防犯登録番号、自転車の車体番号を聴かれるので、交番に行く前にそれらがわかる書類を持参しましょう。
- マイナンバーカードや免許証、パスポート、保険証などの身分証
- 防犯登録番号
- 印鑑
防犯登録番号はなくしやすいので事前にスマホで写真を撮っておくのがおすすめです。
また、GPSサービスなどの被害の証拠となるようなものがある場合は、そちらも合わせて持っていくようにしましょう。
注意しなくてはいけないポイント
ここで注意しなければいけないポイントは
自力で自転車を取り返すと窃盗罪に問われるおそれがあるという点です。
これは、刑法が自転車に対する(法律上ではなく)事実上の支配力を保護しているからです。
そして、盗難自転車に対する支配力は、あなたではなく、犯人が有しているとされるそうです(刑法第242条)
なので無理に自力で探そうとせず直ぐに最寄りの警察署に盗難届を提出しましょう。
3.盗難に合わないために僕達ができること
防犯対策が取られているからといって油断してはいけません。
どんなに頑丈なロックツールを使っていても盗まれるときは盗まれます。
特に高級バイクになればなおさらです。
盗難捜索対策
・施錠は、シリンダー式のものやU字ロックが効果的 ・ロードバイク等のスポーツバイクにしようするようなリング型のロックはフェンスやガードレールなどの地面に埋め込まれている物に固定する ・自転車から離れる時間が短時間でも必ず施錠する。 ・GPSデバイス(オルターロックやAppleのAirTag)のサービスに登録する。
盗難にあった後よりもされないための予防が最も重要です。
監視員がいる、施錠できる固定物がある、防犯カメラが常時作動しているなど、防犯対策がとられている駐輪場、駐車場に停めましょう。
これだけでもかなり被害を防ぐことができます。
仮に盗難にあった場合も防犯登録やGPSデバイスの装備で発見率を格段にアップさせることができます。
なのでこのような防犯対策&盗難からの自転車捜索の下準備があるなしで結果が大きく違うのは想像しやすいですね。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事をまとめると
- 防犯登録は必須
- 盗難にあったらまず最寄りの警察署で盗難届提出
- 盗難に合わないために僕達ができること
こんな内容でお話ししてきました。
ある文献によると自転車盗難では国内の認知件数はおよそ20万件で検挙件数は1万件なのでざっくり100件中4件しか検挙されていないということが事実です。
ほぼ見つからずに泣き寝入りしている人がほとんどなんですね。
やはりいざ盗難に遭ってしまった時のことを考えて準備しておくことは無駄にはなりません。
まさに『備えあれば憂いなし』ですね。
今回紹介した盗難防止グッズや捜索サポートサービスを使って備えておきましょう。
ミケランブログではロードバイクをコスパ良く楽しむための知識や情報を配信しています。
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というわけで、今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。
みなさんの大切な自転車、バイクが無事に帰ってくることを心からお祈りしています。
ではまた。
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