みなさんこんにちはミケランです
シマノのビンディングペダルを使い始めたときに最初に付属しているのは黄色のシマノクリートが付いてきます。
しかしショップに並んでいるのは黄色、青、赤と3色でこの色の差ってなんなの?
こんな疑問を持っている方も多いはず。
なんとなく『初心者はまず黄色から』っと聞いたからずっと黄色を使っているという人もこの記事を読んでいただければその違いがしっかりと理解できて自分にあったクリートにアップグレードできますよ!
トップ選手になればなるほどこのようの細かいカスタムにも気を使っています。
僅かな違いに感じるかもしれませんがあなたのライドをサポートしてくれるこのシマノクリート3色の性能の違いについて解説していきたいと思います。
シマノ3色クリートの違いについて
1.黄色クリート
こちらは比較的ビギナー向けのクリートと言えます。
その理由としてこのクリートには3度の遊びを設けてあります。別名フロートとも言います。
初心者のうちはまだまだ自分のポジションが分からないという方がほとんどです。
遊びがあると自分の踏みたい場所を探すという意味でも最初は黄色のクリートで自由に漕いでみましょう。
他のクリートよりも自分のベストなポジションを探す際にベストな選択になるでしょう。
最初から硬いクリートを使ってしまうと自分に合っていないポジションで漕ぎ続けたりという場合があり、怪我の原因にもなります。
2.青色クリート
先ほど紹介した黄色クリートでは3度の遊びがありましたがこのクリートの場合は1度の遊びしかありません。
ある程度ペダリングが確立されて自分のポジションが理解できてきた際にこの青色クリートへの交換を検討してみてもいいかもしれません。
どうしても遊びのあるクリートが好きではないという方は可動域の少ないクリートを使ってみても良いかもしれませんね。
どちらかというと、中級者向けで自分のフォームやポジションを理解しているのであればライドの強い味方になってくれますが、初心者には立ちゴケしたり怪我の原因になることもありますので使用する際は注意が必要です。
3.赤色クリート
赤色クリートはなんと驚きの可動域0度です。
これは限りなくプロ仕様になっているんですがプロ選手でもこのクリートを使用しているのは少数派でペダルに対して高い負荷をかけるスプリンターの選手がよく使うクリートです。
可動域に関しては大きくなればなるほど高い負荷をかけた時に外れやすいというリスクがあります。
なので黄色クリートは可動域が広い分あらゆるペダリングをサポートしてくれるんですが青、赤のクリートは悪く言えば「ハマりにくい」よく言えば「外れにい」っという分類と言えるでしょう。
自分はこのポジションでしか絶対に踏まないという強い意志がある方はこの赤のクリートに挑戦してみてもいいかもしれないですね。
まとめ
この可動域やクリートの外れやすさはビンディングペダルの性能にも影響されます。
ビギナー向けのビンディングペダルの場合は”外れやすくセットしやすい”っという特徴を持っていて
UltegraやDuraaceのような上位グレードになればなるほど”外れにくく入れにくい”っというような特徴を持っています。
プロ選手やレースを目標にされる方は青、赤クリートを使用するのが必須になるんですが、ビギナーの方は黄色クリートでも十分サイクリングを楽しむことができますよ!
個人的な意見としてロングライドを計画するときは黄色、短い距離でタイムを意識したいときは青などコースによってクリートを変えてみることも選択としてはありだと思っています。
今回紹介したポイントを押さえれば長期的に怪我の予防にもつながり長くロードバイクを楽しむことができるので是非バイク選びの参考にしてみてください。
最後に僕がいつも参考にしているロードバイクの参考雑誌のリンクを貼っておきます。
それでは良いライドを。
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