みなさんこんにちはミケランです。
今回は『クリエイティブなマスキングの使い方# 10 Creative Masking』というテーマでお話していきたいと思います。
おしゃれなVlogや映画によく使われているような編集なので皆さんも一度は見たことがあるはず!
今回はマスキングを活用してドリーズームの演出を動画編集で作っていきたいと思います。
このようなやり方を少しずつアップデートすることで自分の思うような演出が表現できるようになりますよ!
Final Cut Pro Xなら簡単に作ることができるので一緒に学んでいきましょう!
作り方はとてもシンプルでポイントを押さえればとても使いやすくてとても便利なタイトルです。
編集を使った実例
今回の編集を使用した編集例はこちらです。
インストールが必要なプラグイン
プラグインのインストール方法がわからない人はこちらを合わせて見てください。
Final Cut Pro Xにプラグインをインストールする方法!!【エフェクト、トランジション】
今回使用するプラグインはオリジナルなのでダウンロードはできませんが
サンプルクリップはこちらからダウンロードできます。
メンインで使用する機能はベーシックなマスキング機能のみです。
今回は特殊なプラグインは使用せずにFinal Cut Pro Xに最初から備わっている機能のみで編集を進めていきたいと思います。
クリエイティブなタイトル作り方
ドリーズームしたいカットをタイムラインに乗せます。
オブジェクトは最初に大きくしておいた方が編集がしやすいので
ビデオインスペクタの変形から『調整(すべて)』を300%に調整します。
コピーツールを使用して(Command+C)同じ静止クリップを二つタイムラインに乗せます。
以下前半部分をクリップ1、後半部分をクリップ2と呼びます。
クリップ1のタイムライン上の先頭にカーソルを合わせます。
プレビュー左下の変形タブを選択して左上のキーフレームを打ちます。
タイムラインバーをクリップ1の終点にカーソルを合わせます。
ビデオインスペクタの変形から『調整(すべて)』を200%に調整します。
クリップ1の上にクリップ2を乗せます。
エフェクトから『マスクを描画』を適用します。
エフェクトを加えるオブジェクトにコントロールポイントを打ちます。
タイムラインバーをクリップの先頭に移動させて変形タブからキーフレームをクリックします。
タイムラインバーをクリップの終点に移動させます。
ビデオインスペクタの変形から『調整(すべて)』項目を350%に合わせます。
位置に問題がある場合はキーフレームを使用してマスクの位置を調整してください。
編集作業は以上です。
まとめ
いかがでしたか?
とてもシンプルでおしゃれなエフェクトですね。
自然な見た目とはかなり違っているのですがあえて不自然な演出ができるので面白くおしゃれな映像になりますね。
基本的に初期エフェクトのみで完結するので初心者にも優しい機能ですね。
前作Creative Masking ideasシリーズのブログリンクはこちらからどうぞ
クリエイティブなマスキングの使い方#1 -Final Cut Pro X-
クリエイティブなマスキングの使い方#2 -Final Cut Pro X-
クリエイティブなマスキングの使い方Creative Masking#3 -Final Cut Pro X-
クリエイティブなマスキングの使い方Creative Masking#4 -Final Cut Pro X-
クリエイティブなマスキングの使い方Creative Masking#5 -Final Cut Pro X-
クリエイティブなマスキングの使い方Creative Masking#6 -Final Cut Pro X-
クリエイティブなマスキングの使い方Creative Masking#7 -Final Cut Pro X-
クリエイティブなマスキングの使い方Creative Masking#8 -Final Cut Pro X-
クリエイティブなマスキングの使い方Creative Masking#9 -Final Cut Pro X-
因みに今回のカラーグレーティングは以前の記事でも紹介しているカラーを使用しています。
【記事紹介】
動画の色補正を一瞬でプロ仕様に変える『LUT』プラグイン導入方法【Final Cut Pro X】
動画編集の基本的な参考書
みなさんもぜひ参考にしてみてください。
ではまた。
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