みなさんこんにちはミケランです。
今日はみんな大好きカーボンホイールの話。
最近僕も憧れのカーボンホイールを購入しました。
ホイールの中でも性能、デザイン共に人気の高いカンパニョーロのBora Ultra TWOというホイールです。
新品なら40万以上は確実に必要ですが中古の型落ち品だったのでオークションサイトで12万程で落札。
めでたくカーボンホイールデビューの運びとなったのですがそこにはカーボン特有の取扱注意点があったので共有していきたいと思います。
1.カーボンホイールには専用ブレーキシューが必要
カーボンホイールはその性能の高さと引換にいくつかのデメリットがありあます。
その一つが熱への耐久性能です。
カーボンは熱に弱い素材でリムブレーキを使った時の摩擦で割れてしまったり、変形すると言ったことが起きます。
ホイールの劣化状態に関わらずたとえ新品の状態でもダウンヒルなどをする場合変形のリスクが伴います。
各社耐熱性のテストが施されていますが格安の中華カーボンホイールや社外品の安いキャリーパーブレーキシューを使用していると熱変形のリスクが高まります。
安いものには必ず理由があります。
いくら値段が安いとはいえ安全性を度外視することはできないので、なるべく大手メーカーホイールと純正ブレーキシューを使用することをお勧めします。
2.簡単取り替え方法
![](https://michelanblog.com/wp-content/uploads/2022/01/4A74BB71-5CAE-4A44-928E-6EE3CE7B9A88-edited-scaled.jpg)
ブレーキシュー交換はかなり簡単です。
使う道具も六角レンチのみで初心者でも超簡単に取り替え可能です。
ということで具体的な手順を見ていきましょう。
必要な道具は交換用の新しいブレーキシューと六角レンチ4mmと2mm
4mmの六角レンチを使用して古いブレーキシューを取り外します。
![](https://michelanblog.com/wp-content/uploads/2022/01/E7A1373D-056C-4614-9C7B-78E06FF192CC-1-1024x768.jpg)
ブレーキのケージとシューは2mmの六角レンチで固定してあるのでこちらも分解します。
![](https://michelanblog.com/wp-content/uploads/2022/01/F5B27D35-5615-4C9E-AE0C-DC1B521C8FEF-1-1024x768.jpg)
取り外して分解するとこんな感じでバラせます。
シューはスライドで簡単に外れてくれます。
![](https://michelanblog.com/wp-content/uploads/2022/01/CB3AE5C9-1F93-44C9-BF79-DBBF83FBE400-1024x768.jpg)
新しいシューを用意して元の順番通りにはめていきましょう。
シューには方向があるのではめる前に確認が必要です。
カンパの場合は丸みがある方から先にはめるのが正解です。
![](https://michelanblog.com/wp-content/uploads/2022/01/E499E738-7652-455F-96BF-3B2021E09E2B-1-1024x768.jpg)
交換が終わったら同じように4mmと2mmの六角で締め付けて取り付けましょう。
![](https://michelanblog.com/wp-content/uploads/2022/01/5EBE1A8D-6A42-40EC-A8E1-D2833492CE70-1024x768.jpg)
取り付けが終わるとこんな感じです。
これを残り3つ分繰り返し行います。
![](https://michelanblog.com/wp-content/uploads/2022/01/7870E86F-DBEB-4B9E-BCD2-D38C7734BBB2-1024x768.jpg)
今回使用しているのはCanpanyoro製のブレーキシューなんですが値段が前後セットで大体5,000円とかなり高額です。
お店で取り付けすると工賃が+1,000円と考えると結構出費がかさんでしまうので自分で取り付けはとっても簡単だしネットで全部完結です。
3.カーボンホイール使用時の注意点
![](https://michelanblog.com/wp-content/uploads/2022/01/martin-magnemyr-pYqGx8isV0g-unsplash-1024x683.jpg)
アルミと違いカーボンホイールは取り扱いに注意が必要です。
カーボン専用のブレーキシューを付けていてもアルミリムと同じようなブレーキングをしていると摩擦でリムが焼けるなど悲惨なことになりかねません。
無闇にブレーキをかけるのではなく断続的にブレーキ・解放・ブレーキ・解放と言った具合にリムが焼けないように気配りが必要です。
しかし、そこまでの労力を使っても軽さ、剛性はアルミリムの上位互換と言わざるおえないでしょう。
それほどカーボンホイールには魅力があり付けるだけで走りを快適にしてくれるアイテムです。
さいごに
いかがでしたか?
カーボンブレーキのブレーキシューは通常のものよりも高級で摩耗が激しいです。
そのためシュー交換のランニングコストが高く交換頻度も多いです。
新品のブレーキシューの摩材部分の厚さは概ね5mmほどで、1mm以下になれば早急に交換が必要と言えます。
下の画像の溝がなくなる前に交換しておきましょう。
※溝がなくなった状態で使用すると摩擦抵抗が大きくなりリムの変形リスクが高まります。
![](https://michelanblog.com/wp-content/uploads/2022/01/S__18915330-1024x768.jpg)
僕が初めて購入したカーボンホイールはCampagnolo Bora Ultra WTOです。
リムハイトは50mmで見た目が派手ですがデザインが洗練されています。
交換は初心者でも全然簡単にできてしまうので、ぜひ今回のポイントを押さえて挑戦してみてください。
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というわけで、今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。
それではみなさん良いサイクリングライフを
ではまた。
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