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世界の芸術アーティスト作品を鑑賞しつつ日本海の絶景も楽しめる贅沢な週末ライド

みなさんこんにちはミケランです。

夏の終わりも見え始めいよいよ秋が来ますね!
芸術の秋ということで

今回はサイクリングログ記事なんですが石川県珠洲市で行われている珠洲国際芸術祭をロードバイクで回ってみようという企画です。

芸術作品の配置は車で行きやすい場所にセットされているのでサイクリングコースの計画も簡単でスタート位置次第では50Kmくらいで回れてしまいます。

配置場所と作品の紹介はこちらのリンクから確認できます。

距離もほどほどでロードバク初心者にも優しくて、さらにアート鑑賞もできるってなかなかお得じゃないですか?

アート作品の巡り方

まずはパンフレットで自分が回りたいと思う箇所にチェックを入れていきます。

蔓延防止措置真っ只中のため室内の作品は軒並み閲覧できないということだったので今回はこのような感じになりました。

室内作品以外はほとんど周回するような感じですが一つ一つの作品は屋外展示してあるのですごく鑑賞しやすいのがありがたいですね。

ちなみにこの案内図は蔓延防止等重点措置適用中のマップだそうです。
解除されると改めて全ての作品が閲覧可能になるようなので早く平和な日常に戻るといいですね。

芸術作品とロードバイク

僕がロードバイクで走りながら撮影した作品をいくつか紹介したいと思います。

No18.『Something Else is Possible/他に何かできる』

幾重にも連なる四角い不自然なオブジェクトが特徴的な作品

オブジェの中心に双眼鏡が設置されていて除くとまた面白い仕掛けが仕組まれている。

見て体感して楽しい作品です。

No.42『Gravity/この地を見つめる』

切り込みを入れたステンレスの鏡面板を吊るしたフレームをグラウンドに配置されている。

古い鉄骨の骨組み部分にも同じようなフレームのオブジェが展示してあって非自然的な印象が楽しめる。

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No.2『余光の海』『The missing shade 59-1』『Seascape Suzu』『Untitled』

珠洲の古代の地層から掘り出した砂を敷き詰め、木造船、古いピアノなどを据えて映像を照射している。青色の座礁船が特徴的で懐かしい感じや美しさがあって空間としてとても不思議な雰囲気を醸し出しています。

家の舟小屋に眠っていた木造船の部材と写真を起点に、珠洲の海と船のイメージをめぐる作品。船の古材を配した空間に、過去と現在を見渡すかのよう な海景や塩の結晶の映像と、フォトグラムを組み合わせたインスタレーション。
船の廃材の先端に細かい金属の装飾が施されているんですがこれがすごく繊細でメカメカしくてかっこいいです。全て針金くらいのサイズ感で作成されていて細かい仕事に感動します。

No.46『珠洲海道五十三次』

この作品のアーティストは数学者でも有名で、珠洲市内に配置されている4カ所のバス停を垂直平行を基本構造とするアルミニウムのパイプで包みこみ、作品化した。遠くから見てもわかるくらい見た目が派手になって人工的な造形が自然と溶け込むのが不思議な感覚です。

No.4『私のこと考えて』

きらきらとした巨大なバケツがひっくり返されている。バケツの口から流れ出るカラフルなものは、この地域に流れ着いた大量の漂流物。古来より、日本海に面し強風と荒波に見舞われる外浦の海岸には、大陸から流れ出たものを含むさまざまな漂流物が流れ着く。かつては寄り神として祀られたこともあるが、現在ではそのほとんどが消費社会で発生したプラスチックごみとなっている。作家は作品を通じて、環境問題にも警鐘を鳴らす。

おわりに

いやーサイクリングがてらか軽く芸術鑑賞と思っていましたが想像よりも遥かにボリュームがあって色々と感情が揺さぶられた気がします。
秋の気候も手伝ってかなり走りやすい環境になっているのでこの時期のサイクリングは本当に気持ちいいですね。
芸術作品の中にはなかなか理解が困難なものもありますがそれは受けての感受性次第、十人十色の見方が存在するのでパートナーと一緒にまわったりするのも楽しそうですね!

みなさんもこの秋、是非訪れてみてはいかがですか?

ではまた。

奥能登国際芸術祭2023 トップページ | 奥能登国際芸術祭2023
奥能登国際芸術祭は、奥能登・珠洲市を舞台に開催される、さいはての芸術祭。珠洲の自然や歴史、伝統文化を表現した最先端の現代アートを、"さいはて"の地から発信します。

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