こんにちは、ミケランです。
サイクルコンピューターやセンサーに書かれているやAnt+という文字について、最初は
「これって何?」
「Bluetoothは知ってるけどANT+は聞いたことがないなー」
っていうのが僕の素直な感想でした。
ショップ店員さんに聞くと「ANT+というのは電波方式のことで 簡単に説明するとBluetoothとANT+は機能としてはほぼほぼ同じようなものなんです。」という回答が返ってきました。
簡単に説明すると、センサー(BluetoothとANT+)から発信した情報を受信機(PC、スマホ、タブレット)に送信してくれる通信方法のことなんです。
荷物に例えると『”クロネコ”で送るか?”サガワ”で送るか?』のような違いです。
しかし今ではBluetoothの方がより多くのユーザーがいることからANT+はあまり使われなくなってしまっているんですね。
時代の流れと共にBluetoothが一般的になりANT+はどんどんマイナーな存在になっていったのですが、ANT+はアメリカのフィットネステクノロジー大手『Garmin』が開発した電波方式であるためいまだに自転車業界にはその名残が残っていているんです。
このANT+はBluetoothと違った特性を持っていることからZwiftで使用したい時に繋がりにくいという悩みをお持ちのユーザーさんが多いんです。
今回はそんなAnt+のお話。
1.ANT+をPCに接続するには?
ANT+をPC、スマホ、タブレットに接続するにはANTドングルと呼ばれる受信機を拡張する必要があります。
現行モデルのPCはBluetoothが主流なためANT+の受信機が備わっていないことが多いです。
事実としてBluetoothは標準装備でもANT+通信機能が付いているデバイスは少数派です。
私もMac book proを使用していますがANTドングルをUSBポートに挿してZwiftをプレイしています。
ごく稀にANT+通信が元々ついているデバイスも存在しますが基本的には外付けで対応するパターンが一般的です。
なので、まずはANTドングルを入手しましょう。
2.ANT+センサーが繋がらなかった話【実体験】
Bluettoothと違いANT+は受信機にもよりますが距離の不具合がかなり多いようです。
僕自身も3本ローラー+Garminのパワーメーターを使用していました。
Zwift公式でもレシーバーと各種センサー間の距離は3フィート(約1m)以内に収めることを強く推奨しています。
つまり、レシーバーとセンサーの距離は近いほどよいということです。
僕が使っているGaarminのVectoe2というパワーメーターもANT+のみ対応だったため付属のANTドングルを差し込んでプレイしてみたんですが
「センサーがすぐに切れる」
「繋がってもすぐに見失う」
など全くもってまともに使えるような状態ではありませんでした。
デバイスにより問題なく使用できる方も中に入るようでしたが私の場合、そこが大きな原因でうまくいかなかったんですね。
Zwift公式にも通信エラーが多い場合の具体例があるのでそちらも注意する必要がありますが多くの場合距離の問題が盲点になっているケースが一般的です。
ちなみに僕が3本ローラー+パワーメーターを利用しているのはコスパが良いからです。
気になる方はこちらのリンクから覗いてみてください。
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3.接続エラー時のチェックリスト
Zwift公式でも下のようなチェックリストを公開していますので要約版したリストを貼っておきます。
1.□Zwiftアプリのエラー(再起動を試しましょう)
2.□物理的距離の問題
3.□電池切れ
4.□電波干渉(Bluetooth、WiFi、電子レンジなどの電磁波の干渉なので原因特定がかなり難しい)
5.□扇風機(扇風機がコンピューターとセンサーの配線と被らないようにする。)
6.□USBの接続が甘くなっている
7.□USBポートへの電力供給不足(ANT+受信を行うに当たって電力を消耗します。)
8.□物理的障害(受信機とセンサーの一直線上に遮蔽物があると、信号途絶が起こる。)
9.□ハードウェアの故障
まとめ
今回の記事をまとめると
- 通信方式には2つのパターンがある。
- ANT通信には外付けのANTドングルが必要
- ANTドングルは距離に弱い
- Zwift推奨のチェックリスト9項目
このような内容でお話ししました。
僕の場合は延長コードを使用して物理的距離を縮めるという力技で今ではかなり快適にZwiftライフを満喫しています。
距離を短くする以外に受信強度を高めるアンテナをつけるなど方法は様々あるようなので色々と自分の生活環境に合ったやり方を試してみましょう。
実際僕が購入した延長ケーブル
参考価格:570円
評価の高いANTドングル信号強度アップタイプ
これを使用すると従来品と比較して通信範囲が約4倍になるので延長コードが不要です。
スッキリまとめたい方はこちらの商品がオススメです。
参考価格:3,500円
せっかく滝汗で頑張っても途中で反応しないというのはかなりモチベーションが下がります。
通信環境を改善して快適なZwift環境でトレーニングを楽しみましょう!
今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
それではZwiftのバーチャル空間でお会いしましょう。
ではまた。
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